60歳でPythonスキルを習得!未経験でも「やればできる」を実現したプログラミング講座の魅力とは?

プログラミング初心者でも学習しやすいと言われるPython。データ処・解析、人工知能(AI)・機械学習、web開発など、Pythonスキルがあればさまざまな職種に携わることができます。 

60歳でPython学習を始めたS.Yさんも今後を考えて「Pythonマスター講座」を受講されました。 

この記事では、S.YさんがPythonを学ぶきっかけや受講時の様子など、インタビュー形式でご紹介します。 

30年の時を経て再びプログラミングの世界へ 

Python学習のきっかけは人工知能への適応 

ーーPythonを学ぼうと思ったきっかけは何だったのですか? 

S.Yさん:人工知能やディープラーニング、データ処理・データ分析に関心があって、それでPythonに興味を持ったのがきっかけです。 

プログラミング言語はたくさんあります。以前は、COBOL※1を仕事で使っており、独学でC言語も勉強しました。 

でも今は人工知能が日常的に使われる時代なので、その流れに乗っていくためにも、Pythonを勉強していくのが一番いいのではないかと思いました。 

今回の学習目的は主にスキルアップですね。さまざまな言語の中で、JavaやC++もありますが、使いやすさや今後の時間的な有効性を考えるとPythonが一番適していると思っています。 

実際に勉強してみると結構難しかったのですが、昔の言語に比べると柔軟で使いやすい印象でした。 

※1 1959年に開発された事務処理用のプログラミング言語 

Pythonプログラミングに対する感想 

ーーPythonと過去に学んだ言語はどのくらい違いを感じましたか? 

S.Yさん:COBOLにしてもC言語にしても体裁があって、その枠組みの中でこうしなければいけないという部分があるのですが、Pythonは割と自由な感じがしますね。また、元号の設計がなされている関係で、開発のスピード感がものすごく早くなるイメージを持っています。 

年齢的なハードルはある? 

ーーPythonを学ぶにあたって不安や悩みはありましたか? 

S.Yさん:(新しい分野に)飛び込むつもりで入学したので不安はなかったですね。 

ただ、プログラムに触れていたのは30年以上前なので、久しぶりにコードを書くことに少し抵抗感がありました。60代になって頭が少し硬くなっているのか、別に誰かに怒られることもないのですが、画面に向かってコードを書くことに怖さと感じました。 

若い人たちならどんどん進めていくのでしょうけれど、私の場合はそのあたりの克服に時間がかかっている気がします。本を読んでコードを写し書きしたり、アルゴリズムを作ったり、気持ちを入り込ませるハードルが高いんですね。 

そういう意味では今回、講座を受けて良かったと思っています。 

Python winnerを選んだ理由 

干支でゲン担ぎ?

ーー(Winスクールの)Python winnerというサービスを選んだきっかけを教えてください。 

S.Yさん:(WinスクールのPython winnerは)インスタグラムで知りました。投稿のデザインや内容がわかりやすく、他のスクールでは「何でも対応できます」という中で、Pythonに特化したカリキュラムというのが目を引きましたね。 

Python学習に関しては、本を買って学んだくらいで、他のスクールは特に検討しませんでした。 

それから、ちょうど60歳になる年(干支が巳年)だし、Pythonは和訳するとニシキヘビになることもあり、それにちなんで勉強を始めようという思いがありました。特に2025年は乙巳(きのと・み)といって60年に一度の特別な年でもあり、半分は冗談ですがその記念というゲンを担いだのも事実です(笑)。 

プロのサポートに感動 

プロの作業を体感 

ーー講師とのやりとりや授業の雰囲気について教えてください。 

S.Yさん:講師の方は本当にプロだなと感じました。 

例えば、「何か質問ありますか?」と聞かれて私が質問するのですが、実際に聞いたら何でも対応してくれます。 

また、講師の画面を見ていて、エディターの使い方などスピード感がすごかったですね。講師も人間なので間違えることもありますが、それを是正してプログラミング化もできるので、実際にプロの作業を体感できて良かったと思います。 

AWSに触れる価値 

ーー印象に残った授業はありますか? 

S.Yさん:AWSを使って開発環境を整えていたのが良かったです。AWSで開発するって、素人にはなかなかできないことです。それをクラウド上で講師と同じ環境を共有して練習できたことに充実感がありました。

サポートの重要性を実感 

ーー授業のペースはいかがでしたか?また、苦労した点はありますか? 

S.Yさん:週2回ぐらいのペースで受講しましたが、仕事をしながら、しかも本業はプログラミングと全く違うので正直きつかったです。それでも(受講スケジュールは)予定通りこなせました。 

難しくて壁にぶつかったときは、Slackで質問できるサポート体制があります。なので、わからないところを「もう1回解説してください」と言うと、先生は直接お手本を見せてくれました。 

こうしたことから、やっぱりサポートって大切なんだと実感しましたね。 

Pythonの可能性から描く未来

時代の流れは誰にも止められない! 

ーー今後の展望を教えてください。 

S.Yさん:将来的には人工知能やデータ分析の世界に入りたいですね。実際、プログラミング業界・システム業界の現状を考えると、そういう世界に入らざる得ない流れだと思います。 

また、生成AIを取り込むのも当たり前の時代になっていますし、セキュリティも大切ですね。特に情報漏えい問題はどこの会社でも神経を尖らせています。 

ただ、私の会社の(システムやセキュリティ)レベルはまだまだです。だからこそ、人工知能などで合理化を図る動きは誰にも止められない。 

それから、大学でも情報処理が必修化されていて、これから社会全体がデータ中心になると感じています。実際、若手の新入社員と話して知ったのですが、大学ですでにPythonを使っていたそうです。また、大学に入るときも、情報処理の試験が必須科目になるというニュースも目にしました。 

こうした流れから会社がどうなっていくのか?という点に興味があります。 

私としては、今後はPythonを中心にWeb開発やIoTなどの分野に挑戦していきたいと思っています。Pythonの可能性をもっと見てみたいという意味です。 

受講生が実感した講座の魅力 

Python winnerの魅力

ーー講座を終えて(Winスクールの)Python winnerはどんなところがオススメできますか? 

S.Yさん:料金体系が明確で私にとってはちょうど良い価格でした。とりわけ経済産業省の助成金(リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業)を使えたことや自分に見合ったコースを選べるのがありがたかったですね。 

また、先ほどの話にもつながりますが、講師のサポート体制が充実していることもオススメできます。 

マイペースでの学習がカギ 

ーープログラミングに興味がある人やスクールでの受講を検討している方にメッセージをお願いします。 

S.Yさん:少しでも関心があれば始めてみることが大切です。 

本屋に行けば入門書が山ほどあります。それにPythonは、Google Colabを使えばすぐに始められますし、パソコンでもコマンドラインを使えばできるので開発環境が整っています。 

もちろん、誰でも壁に当たることはあると思いますが、根気を持って続けることが大事です。早くにスキルを習得する人もいますが、他人と比べず、自分のペースで進めればいいと思います。 

ただ、自主学習では難しい人もいるでしょう。なので、そういうときはプロの姿を間近で見るだけでも勉強になるので、私のようにスクールで学ぶのもオススメです。 

おわりに 

プログラミングの経験はあったものの、60代になってから未経験のPythonに挑戦したS.Yさんの姿は、同年代の方だけでなく若い世代の方にも模範になると思います。 

仕事でも日常生活でも人工知能(AI)が身近になる中、Pythonの重要性はますます高まっていくことでしょう。 

Pythonスキルを習得したい方やPythonのスキルアップしたい方は、ぜひこの機会に学習してみてはいかがでしょうか。 

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